LIFE EVENT GUIDE

家を買ったらかかる税金と手続き

住宅を取得すると、引渡し・引越しの手続きと、不動産取得税・固定資産税・住宅ローン控除といった税金の手続きが同時に発生します。要件は住宅の性能や入居時期によって変わり、すべての人に一律ではありません。このページでは、確認する順に整理しています。

対象年度:2026年時点最終確認日:2026.10.11
このページで分かること
  • 引渡しから確定申告まで、確認する手続きを期限が近い順に整理していること
  • 住宅ローン控除の要件は住宅の性能・入居時期などで変わり、一律ではないこと
  • 日付を入れると、引渡し日または引越し日を基準にした期限の一覧を作れること
  • 不動産取得税・固定資産税・火災地震保険など、関係する制度への入口
最優先で確認すること
  1. 引渡し・鍵・設備・登記を確認売主・施工会社・法務局(通常は司法書士)
  2. 転入届・転居届とマイナンバー住所変更新住所の市区町村
  3. 不動産取得税の軽減申告を確認所在地を管轄する都道府県税事務所

A. まずやること

公的手続き引渡し

引渡し・鍵・設備・登記を確認

鍵、保証書、設備説明書、検査書類、残金決済を確認。所有権保存・移転や抵当権設定は通常、引渡しに合わせて行います。

提出・確認先:売主・施工会社・法務局(通常は司法書士)
公的手続き住所

転入届・転居届とマイナンバー住所変更

住み始めた日から原則14日以内。国保、児童手当、こども医療費助成、印鑑登録など世帯に必要な手続きもまとめて確認します。

提出・確認先:新住所の市区町村
公的手続き地方税

不動産取得税の軽減申告を確認

期限・申告要否は都道府県で異なります。通知を待たず、住宅・土地の軽減に必要な書類を確認します。

提出・確認先:所在地を管轄する都道府県税事務所
公的手続き国税

住宅ローン控除の初年度申告(受付開始目安)

会社員でも初年度は原則として確定申告が必要です。年末残高証明書や住宅・土地の書類を準備します。

提出・確認先:税務署・e-Tax
公的手続き地方税

認定長期優良住宅の固定資産税減額申告

対象住宅は、新築した翌年の1月31日までが一般的な目安です。自治体の必要書類と期限を確認します。

提出・確認先:市区町村の資産税担当

B. 期限順の手続き

3か月前の準備から、引越し後の住所変更・税金まで順番に表示します。

引渡し日または引越し日の90日前
損しない確認節約

引越し時期と予算を決める

3〜4月、土日、月末は依頼が集中しやすい時期です。日程を動かせるなら複数日で見積もりを取り、料金差を比べます。

申請・提出先
家族・勤務先・学校等
引渡し日または引越し日の75日前
生活手続き住まい

賃貸の解約予告期限を確認

解約予告は契約によって1〜2か月前など異なります。新居の引渡しが確定する前に解約日を決め切らないよう注意します。

申請・提出先
現在の賃貸借契約・管理会社
引渡し日または引越し日の60日前
生活手続き通信

ネット回線とアンテナ・テレビを申し込む

新築や繁忙期は開通工事に時間がかかることがあります。住所表記と工事可否を確認し、在宅できる日で早めに予約します。

申請・提出先
回線事業者・工事会社
引渡し日または引越し日の45日前
損しない確認節約

引越会社を比較して予約

荷物量、階段・駐車条件、エアコン工事、段ボール、追加料金を同じ条件で比較します。見積書と解約・延期条件も保存します。

申請・提出先
複数の引越事業者
引渡し日または引越し日の30日前
生活手続き保険

火災・地震保険の開始日を決める

原則として補償開始日を引渡し日までに合わせます。水災、家財、個人賠償、破損汚損など必要な補償を確認します。

申請・提出先
保険会社・住宅ローン金融機関
引渡し日または引越し日の30日前
生活手続き片付け

粗大ごみ・不用品回収を予約

自治体回収は申込から収集まで日数がかかることがあります。家電リサイクル対象品は販売店などの方法を確認します。

申請・提出先
市区町村・許可を受けた回収事業者
引渡し日または引越し日の21日前
生活手続き生活

学校・保育園・駐車場・ペット関係を確認

転校、保育施設、駐車場、車庫証明、犬の登録変更など、世帯に必要なものだけ確認します。

申請・提出先
学校・自治体・駐車場管理者等
引渡し日または引越し日の14日前
公的手続き住所

転出届と住所変更手続の準備

市区町村をまたぐ場合は転出届を行います。オンライン利用条件や届出可能期間は、現在の自治体で確認します。

申請・提出先
現住所の市区町村・マイナポータル
引渡し日または引越し日の10日前
生活手続き生活

郵便転送・電気・ガス・水道の手配

旧居の停止日と新居の開始日を登録します。ガス開栓など立会いが必要な手続きは引越し日に合わせて予約します。

申請・提出先
日本郵便・各ライフライン事業者
引渡し日または引越し日の2日前
生活手続き直前準備

冷蔵庫・洗濯機・貴重品の引越準備

水抜き、製氷停止、運搬できない物、現金・通帳・鍵・薬など自分で運ぶ物を確認します。

申請・提出先
引越会社・家電の取扱説明書
引渡し日または引越し日の1日前
損しない確認記録

旧居と新居の状態・メーターを撮影

床・壁・設備の傷、電気・ガス・水道メーター、残置物を日付が分かる形で撮影しておくと退去精算や不具合確認に役立ちます。

申請・提出先
旧居・新居
引渡し日または引越し日当日
公的手続き引渡し

引渡し・鍵・設備・登記を確認

鍵、保証書、設備説明書、検査書類、残金決済を確認。所有権保存・移転や抵当権設定は通常、引渡しに合わせて行います。

申請・提出先
売主・施工会社・法務局(通常は司法書士)
引渡し日または引越し日から14日後
公的手続き住所

転入届・転居届とマイナンバー住所変更

住み始めた日から原則14日以内。国保、児童手当、こども医療費助成、印鑑登録など世帯に必要な手続きもまとめて確認します。

申請・提出先
新住所の市区町村
引渡し日または引越し日から15日後
公的手続き住所

免許証・車・勤務先・銀行等の住所変更

運転免許、車検証、自動車保険、勤務先、銀行、カード、証券、保険、携帯などを変更。車の変更登録は原則15日以内です。

申請・提出先
警察・運輸支局・勤務先・各契約先
引渡し日または引越し日から30日後
損しない確認お金

退去精算と敷金返還を確認

請求明細と入居時・退去時の写真を照合します。通常損耗や経年変化まで請求されていないか契約内容を確認します。

申請・提出先
旧居の管理会社・貸主
引渡し日または引越し日から60日後
公的手続き地方税

不動産取得税の軽減申告を確認

期限・申告要否は都道府県で異なります。通知を待たず、住宅・土地の軽減に必要な書類を確認します。

申請・提出先
所在地を管轄する都道府県税事務所

関係する制度:不動産取得税の軽減

翌年1月31日ごろ
公的手続き地方税

認定長期優良住宅の固定資産税減額申告

対象住宅は、新築した翌年の1月31日までが一般的な目安です。自治体の必要書類と期限を確認します。

申請・提出先
市区町村の資産税担当
翌年2月16日ごろ(受付開始目安)
公的手続き国税

住宅ローン控除の初年度申告(受付開始目安)

会社員でも初年度は原則として確定申告が必要です。年末残高証明書や住宅・土地の書類を準備します。

申請・提出先
税務署・e-Tax

関係する制度:住宅ローン控除

翌年3月15日ごろ(期限目安)
公的手続き国税

確定申告の期限目安

住宅資金贈与の特例を使う場合は、税額0円でも期限内申告が必要なことがあります。

申請・提出先
税務署・e-Tax
引渡し日または引越し日から9か月後
公的手続き地方税

不動産取得税の通知を確認

通知時期は地域・物件で異なります。軽減が反映されているか、土地と建物の両方を確認します。

申請・提出先
都道府県税事務所から郵送
引渡し日または引越し日から5年後
損しない確認地方税

不動産取得税の還付可否を確認

軽減を受けずに納付した場合でも還付できる可能性があります。時効は状況により異なるため早めに相談します。

申請・提出先
都道府県税事務所

C. 日付から期限を計算

引渡し日または引越し日を入れると、上の手続きをあなたの日付に合わせた期限で確認できます。

日付を入れると、この出来事の手続きを期限が近い順に並べます。

期限が土日祝の場合や、自治体独自の扱いで日付が変わることがあります。最終期限は公式サイト・窓口で確認してください。

E. 知らないと損しやすい注意点

住宅ローン控除は初年度に確定申告が必要

住宅ローン控除は、会社員であっても入居した年の翌年に一度、確定申告をする必要があります。年末調整だけでは初年度の控除は反映されません。2年目以降は年末調整で手続きできます。

関連する制度:住宅ローン控除

床面積要件などは住宅の性能・入居時期で変わり、すべての人に一律ではない

床面積要件が緩和される場合がありますが、住宅の性能区分、新築・中古・増改築の別、入居した年によって借入限度額や適用条件が異なります。「40㎡から使える」と一律に考えず、自分の住宅がどの要件に当てはまるかを契約前に確認してください。

関連する制度:住宅ローン控除

不動産取得税の軽減は自動ではなく、申告が必要な場合がある

不動産取得税の軽減は、通知を待たずに都道府県税事務所へ申告が必要な場合があります。期限・申告要否は都道府県ごとに異なるため、住宅・土地それぞれの必要書類を確認してください。

関連する制度:不動産取得税の軽減

固定資産税は住宅ローン控除とは別の税金で、保有中は毎年かかる

固定資産税・都市計画税は毎年1月1日時点の所有者に課税される別の税金です。住宅ローン控除やその他の税制優遇を完済・終了しても、固定資産税は住み続ける限りかかり続けます。

関連する制度:固定資産税・都市計画税

地震保険は火災保険とセットでしか入れない

地震による火災は火災保険では補償されません。地震保険は単独では加入できず、火災保険とセットでのみ加入できます。保険金額の上限も火災保険の30〜50%の範囲と決まっています。

関連する制度:火災保険と地震保険

住宅資金の贈与を受けた場合は、税額が0円でも期限内申告が必要

父母・祖父母など直系尊属から住宅資金の贈与を受けて非課税特例を使う場合、税額が0円になっても期限内の申告が必要です。適用期限や受贈者の所得要件も確認してください。

関連する制度:住宅取得等資金の贈与税非課税

F. よくある質問

住宅ローン控除は誰でも同じ金額を受けられる?

同じではありません。住宅の性能区分、新築・中古・増改築の別、入居した年によって借入限度額や適用条件が異なります。床面積要件の緩和も、すべての人に一律に当てはまるわけではありません。

不動産取得税の軽減は自動で適用される?

自治体によっては、通知を待たずに都道府県税事務所への申告が必要な場合があります。期限・申告要否は都道府県ごとに確認してください。

固定資産税は住宅ローン控除に含まれている?

含まれていません。固定資産税・都市計画税は毎年かかる別の税金で、住宅ローン控除とは別に資金計画へ含める必要があります。

地震保険だけ単独で入れる?

入れません。地震保険は火災保険とセットでのみ加入できる制度です。

親から住宅資金の援助を受けたら贈与税はかかる?

直系尊属からの住宅資金贈与には非課税特例がありますが、税額が0円でも期限内の申告が必要です。受贈者の所得要件なども確認してください。

G. 次に進む

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