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住宅購入の総額はいくら?諸費用・頭金・維持費を会話で詳しく解説

家の広告価格と、買うとき・住み続けるときに必要なお金は別です。頭金、手付金、諸費用、維持費を分け、契約前から入居後までの家計を8章の会話で整理します。

作成・編集:人生のお金手帳編集部 / 最終確認:2026-10-23

30秒で分かる要点

結論物件代だけで決めず、購入の諸費用・入居準備・税や修繕まで確認。借入対象にできる費用でも、融資実行前には現金が必要になることがあります。

初期
頭金は購入代金の一部。仲介・登記・融資・保険・工事等は明細で追加。詳しく確認する ↓
基準
仲介の上限と合意額、登記の税と専門家報酬を区別する。詳しく確認する ↓
時期
手付金、着工・中間金、決済、融資実行を日付で並べる。詳しく確認する ↓
維持
税・保険・管理費・修繕積立金・設備更新も含め、年額と将来の増額を確認。詳しく確認する ↓

住宅の費用を、会話で最後まで

「いくら借りられるか」と「暮らしながら払えるか」を分ける

2026年10月23日に確認した公的資料等を基にしています。以下の購入額・手数料・税・維持費は、計算方法を示すための条件付き例です。調査平均や特定の商品・物件の見積もりではありません。

1.物件4,500万円なら、予算も4,500万円?

この章の要点

物件代・購入の諸費用・入居準備・購入後の費用を分けます。頭金は物件代の一部です。

2.仲介手数料は必ず同じ?

この章の要点

仲介の有無と、法律上の上限・実際に合意する額を分けます。上限は相場や定額料金ではありません。

3.登記費用は、全部が税金?

この章の要点

登録免許税・不動産取得税・固定資産税と、専門家への報酬や実費を区別します。

4.諸費用も借りれば、手持ちは要らない?

この章の要点

借りられる費用と、支払日に使える現金は別です。手付金を頭金とは別に二重計上しないようにします。

5.月々の返済が安いローンを選べばよい?

この章の要点

金利だけでなく、期間・手数料・保証料・団信・返済額の見直し条件をそろえて比較します。

6.家賃とローン返済が同じなら、負担も同じ?

この章の要点

税・保険・管理費・修繕・駐車場・設備更新まで含めて、年単位の負担を確認します。

7.最初に必要なお金を、具体例で足してみる

この章の要点

物件代4,500万円、借入4,000万円でも、諸費用等363万1,000円なら自己資金は合計863万1,000円の例になります。

8.最後に、自分のキャッシュフロー表へ

この章の要点

現預金の表では、自己資金とローン返済を入れる方法と、取得総額・借入入金を両方入れる方法を混ぜません。

購入時の費用:4,500万円の物件を借入4,000万円で買う仮定

購入代金の自己資金500万円に、次の費用を足します。売買価格は建物の消費税を含まない4,500万円とし、購入代金としても4,500万円を支払う例です。土地・建物に別途消費税が付く取引では、購入代金側も置き換えてください。

すべて条件付きの計算例。各費用の平均額ではありません
費用例の金額含む範囲・置き換える条件
仲介手数料1,551,000円税抜売買価格4,500万円・通常の売買仲介の上限で合意した仮定
融資手数料880,000円借入4,000万円の2.2%とする仮定。保証料・団信追加負担は0円と仮定
登記の税・専門家報酬・取得税450,000円合計の仮置き。税率や軽減から算定した額ではなく、各明細へ置き換える
保険の初回支払150,000円5年分を初回に15万円払う仮定。補償内容は指定していない
引越し・家具家電500,000円購入代金と重複する設備は除いた仮定
売主との税等の精算金100,000円引渡日や起算日等の契約条件による額の仮定
諸費用・入居準備の合計3,631,000円購入代金の自己資金500万円は含まない
自己資金の支払合計8,631,000円500万円+上の合計。借入4,000万円はこの例の物件代へ充当

この例は印紙税・追加工事・つなぎ融資・修繕積立基金等を0円と置いています。該当する費用があれば追加してください。融資手数料2.2%も全国共通の基準ではありません。税・登記費用は物件の評価、軽減、登記内容、報酬を確認して置き換えます。

手付金100万円が自己資金500万円に含まれていて既に支払済みなら、未払い合計は7,631,000円です。取得税等の支払いが後になる場合も、予算から除かず支払予定月に残しておきます。

入居後の費用:ローン月11万円でも、年換算では月17万円の例

マンションに住む仮定の例。地域平均・物件平均ではありません
費用年換算条件
住宅ローン1,320,000円月11万円という仮定。借入額・金利・期間から算出した返済額ではない
管理費180,000円月1万5,000円の仮定
修繕積立金240,000円管理組合へ月2万円を払う仮定。将来の増額は別に確認
駐車場120,000円月1万円の仮定
固定資産税・都市計画税150,000円年15万円という仮定。物件の評価や軽減から算定した額ではない
保険の年換算30,000円5年分15万円を年3万円に換算した仮定。実際の支払月とは別
合計2,040,000円12か月で割ると月170,000円相当

ローンだけの年132万円に対し、この例の合計は年204万円です。家賃11万円の月額表示と比べる前に、賃貸側の共益費・駐車場・更新料・保険等も同じ範囲へそろえます。この例だけで購入と賃貸の有利不利を決めるものではありません。

専有部分の給湯器や家電等の買替え、一時金、税の軽減終了、積立金増額はこの表の固定額に含めていません。別の時期に追加します。収支表には保険を年3万円ずつと均等配分する方法と、15万円を実際の支払月に置く方法を重ねて使わないようにします。

契約から入居後まで、先払いになる順番を確認

  1. 契約前:物件・土地・工事の見積書、追加工事、税・仲介・融資等の見積もりをそろえる。金額未確定の項目を残す。
  2. 契約時:手付金・契約金・印紙・仲介手数料等の対象と支払日を確認。購入代金へ充当する額を記録する。
  3. 建築中・決済前:着工金・中間金・オプション、分割融資やつなぎ融資の入金日・利息・手数料を照合する。
  4. 決済・引渡し:借入入金、購入代金の残額、登記・融資・保険・精算金等を照合し、既払い分を差し引く。
  5. 入居後:取得税等の通知、旧居の最終家賃、ローン初回返済、管理費等の開始、保険更新と修繕を登録する。

各支払日の直前に使える現金を確認します。ローンで賄える見込みでも、資金実行前に支払いがあるなら、立替やつなぎ等の条件を金融機関と契約先へ確認してください。

見積書をそろえたら、この5つを確認

  • 価格・税・手数料は税込か。土地・建物・付帯工事の「含む・別途」が分かるか。
  • 仲介手数料は仲介の有無、対象価格、上限、実際の合意額が明記されているか。
  • ローン条件は借入額・期間・金利タイプ・返済方法・団信・手数料をそろえて比較したか。
  • 税の軽減終了、保険更新、修繕積立金の増額や設備更新を将来の時期に置いたか。
  • 手付金・頭金・物件代、修繕の取り置き・実際の工事費を重複していないか。
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