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介護施設の費用はいくら?月額の内訳・入居一時金・返金を整理

月額の表示に何が入っているか、入居時にいくら払うか、退去時に何が返るか。施設ごとの見積もりを同じ項目に分け、本人と家族の家計を整理します。

作成・編集:人生のお金手帳編集部 / 最終確認:2026-10-21

30秒で分かる要点

結論『月額○万円』だけでは比べません。介護・住まい・食事・生活支援・医療等を足し、前払金と確認済み返金を別の月に置きます。

種類
特養・老健・有料ホーム・サ高住等では、役割と介護費の請求方式が異なる。詳しく確認する ↓
毎月
家賃・食費・管理費に、介護・医療・日用品が含まれるかを確認。詳しく確認する ↓
入居時
前払金・敷金・引越し等を区別。前払金を払った部分を月額にも重ねない。詳しく確認する ↓
退去時
返還額・償却・原状回復・入金時期は契約等で確認。全額返金を自動で見込まない。詳しく確認する ↓

施設の種類で、介護費の位置づけを確認

月額を比べる前に、契約と請求方式を確認
種類確認する特徴見積もりのポイント
特別養護老人ホーム(特養)施設で生活しながら介護を受ける介護サービス自己負担+食費・居住費・日常生活費等
介護老人保健施設(老健)在宅復帰に向けた支援等を行う。長期の住まいと同じ前提にしない施設の費用に加え、退所後の住まい・介護への切替も確認
介護付有料老人ホーム特定施設入居者生活介護等の指定・契約内容を確認家賃等の月額と、介護保険自己負担・保険外支援の区別
住宅型有料老人ホーム・サ高住等住まいと必要な外部介護等の契約・利用を確認。指定のある住まいは扱いが異なる住居の月額だけで介護費込みと判断せず、サービス別の見積もりを合わせる

ここでは入居資格や医療対応、空き状況を判定しません。介護度・身体状況・希望に合うかを施設・ケアマネジャー等へ確認してください。金額の安さだけで同じサービスとは判断しません。

月額を8つの内訳に分ける

  • 介護費:負担割合を反映したサービス料・加算等。外部介護の請求が別なら合算する。
  • 家賃・居住費:部屋の種類と契約を確認。前払いで賄う部分を月額に重ねない。
  • 食費:食数、欠食の扱い、食形態による追加等を確認。
  • 管理費・光熱費:共用部の維持、居室の光熱費が含まれるかを確認。
  • 生活支援等:見守り・通院付き添い・買物等が基本料金内か、回数や時間で追加かを確認。
  • 医療・薬:医療機関・薬局からの別請求の有無。施設費と同じではない。
  • 日用品等:おむつ、洗濯、理美容等を確認。含まれる物を全員一律で別払いとしない。
  • その他:家族の面会交通・宿泊等。既存の交通費欄と重ねない。

京都市の負担限度額認定による食費・居住費の軽減は、対象の介護保険施設等に適用される制度です。有料老人ホームやグループホーム等の家賃・食費へ同じ軽減をそのまま当てはめません。適用後の見積もりを確認します。

初回の支払いを、前払金・敷金・準備費に分ける

前払金・入居一時金は、何の対価を前払いするのかを確認します。家賃相当額、サービス費等の範囲、償却の始まりと期間、月額との関係を契約書と重要事項説明書で照合します。

敷金・保証金は、前払金と区別します。名称だけで全額返ると判断せず、滞納費用や原状回復等を差し引く条件、返還期限を確認してください。引越し・家具・持ち物は、施設が用意する物と自分で買う物を分け、介護用品の購入費と重ねません。

初回の納付に初月の家賃・管理費等が含まれるなら、それを初回費用と毎月の行の両方に置かないよう調整します。申込金・前金を先に払う場合は、契約時・入居時の残額も確認してください。

退去時の返金は、額と受取月を確かめてから

有料老人ホームの前払金は、返還金の算定方法・償却・契約終了の条件等を確認します。短期解約時も、実際の利用期間に応じた費用等を差し引く扱いがあるため、「短期なら全て戻る」とは判断しません。初期償却や返還条件は、重要事項説明書の説明を受けてください。

退去日と入金日が同じとは限りません。返金を次の施設の入居費に使う予定なら、次の支払日より先に受け取れるかを確認します。このページは返還額を自動判定しません。未確定の返金を見込まず、必要資金が足りるかを確認する比較もできます。

初期費用と月額を、同じ期間で比べる仮例

施設Aが初回300,000円+毎月180,000円、施設Bが初回0円+毎月210,000円と仮定すると、12か月の支払累計はどちらも2,460,000円です。6か月ならAは1,380,000円、Bは1,260,000円。返金があればその条件も別に比べます。

この金額は相場・地域平均ではなく、同じ内訳・サービスをそろえて比較するための仮例です。実際には看護・介護体制、医療対応、追加サービス、日割り、料金改定等も確認してください。

入居後も自宅のローン、税、管理費、退去までの家賃等が残る場合があります。施設費だけに置き換えて、これらが全部なくなると決めないでください。在宅サービスを止める月・続ける月も行ごとに区切ります。

初回・月額・返金を分けて見積もる

本人の家計から払う額を、見積書の内訳に合わせて入力します。空欄は未確認、0は今回の別払いなしです。例えば管理費に光熱費が含まれる場合、その含まれる分を他欄にも足しません。前払方式の家賃相当分を月額にも重ねないでください。

入居前後に一度だけ払う分
毎月の支払い(軽減後の自己負担)

返金を見込まない比較では0を入力します。返還されないと断定する意味ではありません。返還額は償却・利用期間・原状回復等を契約で確認し、同じ敷金を全額返るものとして自動計算しません。

11項目・期間・返金を確認してください。重複して含まれる費用や不要な費用は0にします。

今回の施設だけを収支表へ保存

比較用の「12か月」は保存期間を変更しません。収支表へは上で指定した開始月〜最後の月を保存します。比較の前提と実際の支払予定が合うか確認してください。初回費用の分割払い・途中月の日割り・年払い等は、保存後に該当行を分けて調整します。

家族が一部だけ援助する家計を作る場合は、本人の施設総額を全額入れず、実際の援助額を収支表で整理してください。保存先はこのブラウザで、端末間の自動同期はありません。

全体の収支表で期間・残高を確認 →

契約前に、見積書と一緒に聞くこと

  1. 月額の表示に介護・医療・日用品は含まれますか。
  2. 介護度、入院、欠食、長期不在で何が増減しますか。
  3. 初回の納付に初月利用料等を含みますか。
  4. 前払金の算定根拠・償却・返還計算と、返金期限は何ですか。
  5. 退去・住み替え・追加の介護が必要な場合、契約と費用はどう変わりますか。

在宅の介護サービス費も確認する → / 用具・引越し前の改修費を整理する →

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