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訪問看護は月いくら?介護保険の料金と自己負担を試算

訪問看護の月額は、使う保険、訪問元、時間、回数、地域単価、負担割合と加算で変わります。ここでは介護保険の要介護向け基本料を使って、1回と1か月の目安を確認します。

作成・編集:人生のお金手帳編集部 / 最終確認:2026年10月21日

30秒で分かる要点

結論月額は「1回の基本料×回数」だけで確定するとは限りません。まず適用する保険と、加算を含む見積もりを確認します。

使う保険
介護保険と医療保険で料金の仕組みが違います。このページの試算は介護保険です。詳しく確認する ↓
1回の目安
ステーションから30分以上1時間未満、1単位10円・1割なら基本料は約823円。加算・実費は別です。詳しく確認する ↓
月額の例
同じ条件を月4回なら基本料は約3,292円。回数は仮定で、利用頻度の推奨ではありません。詳しく確認する ↓
見積もりで確認
地域単価・緊急対応・特別な管理・処遇改善等の加算、保険外費用と給付上限。詳しく確認する ↓

訪問看護は1回いくら? 時間別の基本料

訪問看護ステーションの看護師による、要介護向けの基本料です。1単位10円として円換算しています。地域単価・加算等を含む請求額の平均ではありません。

介護保険・ステーションからの訪問看護:1回の自己負担の概算
時間1割2割3割
20分以上30分未満471円942円1,413円
30分以上1時間未満823円1,646円2,469円
1時間以上1時間30分未満1,128円2,256円3,384円

病院・診療所からの訪問、要支援の介護予防訪問看護、リハビリ職の訪問では区分が異なります。下の試算では、病院・診療所からの条件も選べます。

月4回・8回なら、いくらになる?

看護師がステーションから30分以上1時間未満訪問し、地域単価が10円の場合の計算例です。必要な回数・時間は主治医・事業所・ケアマネジャーと確認してください。

同じ基本料を利用回数で月額にした例(加算・実費等は別)
月の回数1割2割3割
月4回3,292円6,584円9,876円
月8回6,584円13,168円19,752円

「週1回=毎月4回」と固定せず、実際に訪問する予定回数で確認します。請求時の端数処理や加減算等でも違いが出ます。

介護保険と医療保険は、同じ計算ではありません

適用する保険は自由に安い方を選ぶものではなく、認定や病状・指示等の条件で確認します。事業所へ「自分はどちらの保険を使うか」を先に聞くと、料金表を取り違えにくくなります。

  • 介護保険:時間・サービス区分の単位数と地域単価、負担割合から計算し、加算等を確認します。
  • 医療保険:基本療養費・管理療養費等の組合せや負担割合、公費等で異なります。このページの介護保険の表をそのまま当てはめません。

医療保険の場合は、月の予定回数と体制に基づく見積もり、自己負担の上限・公費等の適用を主治医・事業所・保険者に確認してください。

回数・地域単価・自己負担割合から試算する

訪問看護だけなら、ほかのサービスの回数は0のまま使えます。訪問介護や通所等も同じ家計で見積もる場合は、必要な行に回数を入れてください。

訪問看護・介護サービス別の利用料を確認

以下は介護保険の基本料です。利用者全体の平均や、加算・実費を含む請求総額ではありません。負担割合は「介護保険負担割合証」で確認します。

まずは1単位10円の条件で表示しています。地域単価は市区町村とサービス種別で異なるため、事業所の料金表から各行を変更してください。費用比較の都道府県選択では切り替わりません。初期値の訪問看護「月4回」は計算例で、利用頻度の推奨ではありません。

訪問看護

看護師等が自宅を訪れ、主治医の指示に基づく健康状態の確認、療養上の世話や診療の補助を行います。

基本料の自己負担 約823円/回月4回なら 約3,292円

823単位 × 地域単価 × 1割。要介護の人に、看護師が訪問する場合の基本料。要支援の介護予防訪問看護や、理学療法士等による訪問は別の単位です。医療保険の訪問看護にはこの表を使いません。

サービスの内容・基本料(厚生労働省) ↗

訪問介護(身体介護)

ホームヘルパーが、食事・排泄・入浴・着替えなど、本人の身体に関わる介助を行います。

基本料の自己負担 約244円/回月0回なら 約0円

244単位 × 地域単価 × 1割。要介護向けの身体介護のみの基本料です。生活援助との組合せ、複数人、早朝・夜間などは別に確認します。

サービスの内容・基本料(厚生労働省) ↗

訪問介護(生活援助)

本人の日常生活に必要な掃除・洗濯・調理・買物などを支援します。家族全員の家事を何でも頼めるサービスではありません。

基本料の自己負担 約179円/回月0回なら 約0円

179単位 × 地域単価 × 1割。要介護向け。生活援助の必要性や範囲をケアプランで確認します。要支援の総合事業は自治体ごとに異なります。

サービスの内容・基本料(厚生労働省) ↗

デイサービス(通所介護)

日帰りで施設に通い、食事や入浴の支援、機能訓練などを受けます。家族の介護を休む時間にもつながります。

基本料の自己負担 約658円/回月0回なら 約0円

658単位 × 地域単価 × 1割。通常規模型・7時間以上8時間未満の基本料。食費・おむつ代・入浴等の加算は別です。地域密着型や大規模型、短時間利用は料金が異なります。

サービスの内容・基本料(厚生労働省) ↗

訪問入浴介護

看護職員・介護職員が持参した浴槽で、自宅での入浴を支援します。ヘルパーによる自宅浴槽での入浴介助とは別のサービスです。

基本料の自己負担 約1,266円/回月0回なら 約0円

1266単位 × 地域単価 × 1割。要介護向け・全身入浴の基本料。職員体制や清拭・部分浴等で異なります。

サービスの内容・基本料(厚生労働省) ↗

訪問リハビリテーション

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等が、自宅で生活動作や身体機能の訓練を行います。

基本料の自己負担 約308円/回月0回なら 約0円

308単位 × 地域単価 × 1割。要介護向けの訪問リハビリテーション費。20分を1回とする例です。訪問看護ステーションからのリハビリ職の訪問とは報酬区分が異なります。

サービスの内容・基本料(厚生労働省) ↗

この条件の概算 月3,292円

基本料 3,292円(加算等は未入力)。「介護サービス自己負担」の費用欄で使うための概算です。

試算額を確認して、介護費用の入力へ進む →(金額は自動転記されません)

費用入力のページでは、請求見込みに合わせて金額を調整し、「収支表に反映」を押してください。在宅介護の総額平均5.3万円を、この試算に追加するものではありません。

基本料以外に何が増える? 医療保険の場合は?
  • 初回・緊急対応・特別な管理・早朝夜間・複数人対応などの加算や、減算の有無を料金表で確認します。
  • 2026年6月からの処遇改善加算も別です。訪問看護では1.8%の加算が新設され、事業所の取得状況等で請求が変わります。この試算は自動で加算しません。
  • 介護保険の支給限度額を超える分は原則全額自己負担です。高額介護サービス費等の軽減も自動反映しません。ケアプラン全体で確認してください。
  • 訪問看護は医療保険を使う場合もあります。医療保険では基本療養費・管理療養費等の組合せや負担割合、公費の有無が異なるため、この介護保険の金額を当てはめません。主治医・事業所へ適用保険と月額見積もりを確認してください。
制度確認:2026-10-21。要介護向け基本料の概算。実請求の端数処理・加減算等により差が出ます。

厚生労働省:指定居宅サービス介護給付費単位数表(2026年6月改正反映) ↗

厚生労働省:2026年度介護報酬改定 ↗

事業所の見積もりで確認する5つのこと

  1. 適用する保険と、要介護・要支援等の区分。
  2. 訪問元・職種・1回の時間・月の予定回数。
  3. 地域単価と、負担割合証の1〜3割の区分。
  4. 初回・緊急対応・特別管理・早朝夜間・複数人・処遇改善等の加算や減算。
  5. 保険外の実費、給付上限を超える分、軽減・公費の適用後の見込み。

家計には、基本料の概算ではなく、可能な範囲で確認した月の自己負担見込みを入れましょう。食費・用具・交通等を別欄に入れる場合は、請求の合計との重複を避けます。

訪問看護の料金でよくある疑問

1回823円なら、それ以上かからない?

この例は、所定の時間・1単位10円・1割という条件の基本料です。地域単価や加算、実費等が加わることがあるため、請求額の上限ではありません。

介護全体の月額平均をさらに足す?

足しません。介護全体の平均と、訪問看護等を積み上げた自分の見積もりは別の見方です。同じ支出を総額と内訳の両方に入れないようにします。

自己負担割合は自分で選べる?

試算画面では比較のため選べますが、実際の介護保険の負担割合は負担割合証等で確認します。画面で選ぶことで実際の請求が変わるものではありません。

介護認定・相談先・仕事との両立を確認する →

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